南極観測 活動へ決意 隊員6人 つくば市長を表敬

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つくば市の五十嵐立青市長(左)を表敬訪問した第61次南極地域観測隊員=同市役所

第61次南極地域観測隊に参加するつくば市ゆかりの隊員ら6人が18日、同市研究学園の市役所を訪れ、五十嵐立青市長と懇談した。隊員らは自身が南極で携わる仕事を説明するとともに、活動への決意を語った。

訪れたのは、越冬隊として参加する緒方香都(こと)さん(32)と粕川貴裕さん(30)(ともに気象庁)、夏隊として参加する兒玉篤郎さん(39)(国土地理院)と板木拓也さん(49)(産業技術総合研究所)、夏隊同行者の北沢佑子さん(33)(守谷高教諭)。南極OB会茨城支部幹事長の森陽樹さん(35)も同席した。

観測隊は11月27日に飛行機で日本を出発。同28日にオーストラリアのフリマントルで南極観測船「しらせ」に乗船する。来年1月上旬ごろに昭和基地に到着する予定。南極ではそれぞれ、大気やオゾン層の観測、重力の測量、海底堆積物の採取、衛星回線を利用した「南極授業」などの仕事に携わる。

五十嵐市長は「身近な人が南極に行くことで、地球環境の変化について市民が理解する貴重な機会になる」と期待した。大気構造の観測などに従事する緒方さんは「責任ある仕事を任されうれしい。しっかりと仕事をこなしたい」と意気込んだ。(秋葉凌)