上田電鉄としなの鉄道、不通区間の運転再開には相当な日数 千曲川での台風19号の被害

上田電鉄としなの鉄道は、台風19号の影響で不通になっている区間について、運転再開に相当な日数がかかるという見通しを明らかにした。

上田電鉄は、別所線上田~城下駅間の千曲川橋梁が落橋したため、上田~下之郷駅間で運転を見合わせ、代行バスを運行している。城下~下之郷駅間は運行を検討しているが、全線での運転再開の見込みは立っていない。

しなの鉄道は、上田~田中駅間で運転を見合わせている。大屋~田中駅間の線路上空に架かる海野バイパス海野宿橋が崩落した影響により、運転再開まで相当の日数を要する見込みとしている。北しなの線を含む、その他の区間は、18日までに運行を再開している。

同社公式Twitterでは、不通区間の代行輸送については「代行輸送ができないか検討を行っておりますが、当該地域では被害が甚大であるため『代替手段』が確保できず、実現困難な状況」としている。

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