廿日市市長に松本氏初当選

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廿日市市役所

 広島県廿日市市長選は20日投開票され、現市政の継承を掲げた無所属新人で元市議の松本太郎氏(50)が、無所属新人で元副市長の川本達志氏(62)を破り、初当選を決めた。投票率は44.66%で、前回(48.70%)を4.04ポイント下回った。

 松本氏は、真野勝弘市長(76)から後継指名を受け、連合広島の推薦も得て組織票を固めた。幹線道路沿いの土地規制の緩和による市街地整備や、木材港への産業集積などハード・開発事業を進め、雇用と税収を伸ばす公約を掲げた。

 川本氏は、豊富な行政経験をアピール。市政運営の転換を訴え、現職市長と一定の距離を置く市議らの支援を受けたが、浸透できなかった。

 両氏とも現職に挑んだ2015年の前回選に続く挑戦で、自民党系の地元県議や市議、経済界をほぼ二分する激戦を展開した。当日有権者数は9万6803人。