ペンデュラムキャストをやっても飛ばない
ペンデュラムキャストはより遠投するためのキャスト方法で、ソルトフィッシングでは定番となっているキャストです。
ただ、ペンデュラムキャストを実践しているのに飛距離が出ないなんて方は意外と多いはず。
ぼくも苦労した
ぼくもペンデュラムキャストを実践しても、飛距離が伸びずにかなり悩んだ時期がありました。
今回は同じように飛距離が伸びずに悩んでいる方に向けて、ぼくの経験をもとにアドバイスをさせていただきます!
ペンデュラムキャストはやめた方がいい!
いきなりですが、ペンデュラムキャストは今すぐやめましょう!(笑)
なぜやめた方がいいのか、まずはペンデュラムキャストをしても飛ばない理由を解説します。
タイミングが難しい
ペンデュラムキャストは後ろでルアーを振り子のように前後させ、ルアーが“いいところ”に来たタイミングでキャストモーションに入ります。
その”いいところ”のタイミングを外してしまうと、ルアーにキャストの力が上手く伝わらず飛距離を出すことができません。
ロッドの反発力が活かしきれない
キャストの瞬間にルアーが”いい所”に来たタイミングから外れてしまうと、ロッドを上手く曲げることができません。
ロッドを上手く曲げないとロッドの持つ反発力を活かすことができず、飛距離が出ない結果に。
ペンデュラムキャストはキャスティングの基礎がしっかりとできていないと難しいキャストなんです。
普通のオーバーヘッドキャストをマスターすべし
飛距離を伸ばしたいのであれば、まずは基本のオーバーヘッドキャストをマスターさせましょう。
普通のオーバーヘッドキャストでも100メートルオーバーの大遠投は可能ですよ!
後ろでしっかり止める
まずは投げたい方向の反対、自分の背中側にルアーを持ってきて構えます。
この時、ルアーはしっかりと静止させてください。
ルアーがブレているのは、キャスト中に回転してしまう原因です。
押し手と引き手を意識
ロッドを振る瞬間、ロッドを押し出す押し手とグリップを手前に引く引き手をしっかりと意識しましょう。
投げることを意識しすぎるあまり、押し手ばかりになってしまうと飛距離を伸ばすことはできません。
ロッドの曲がりを感じる
押し手と引き手がしっかりとできていれば、ロッドに重みが乗った瞬間に「ググっ」と根本まで曲がる感覚が伝わってくるはずです。
この根元まで曲げる感覚がとっても大切なので、毎キャストしっかりと意識しましょう。
これだけで十分飛ぶ!
今お伝えしたことがマスターできれば飛距離は十二分にでます。
身長168センチのお世辞にも力があるとは言えないぼくでも、100メートルを超えるキャストができるようになりました。
標準的な男性であればもっと飛ばせるはずです!
もっと飛ばすためのテクニック「サーブキャスト」
キャストの基本はできるようになったけど、もっともっと高みを目指したいという方はサーブキャストに挑戦してみてください。
オーバーヘッドキャストと比べ、飛距離が大きく伸びました。
以前、サーブキャストを詳しく解説した記事をぜひ参考にしてください。
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ペンデュラムは基本ができてこそ
ペンデュラムキャストはオーバーヘッドキャストの応用編。
キャストの基本がマスターできれば、おのずとペンデュラムキャストにも磨きがかかるはずですよ!