ローマ、ファンの人種差別を謝罪 犯人特定に協力

サッカー界で問題になっている人種差別問題。セリエA第8節、サンプドリア対ローマ戦でも残念な出来事があった。

『BBC』などによれば、サンプMFロナウド・ヴィエイラがローマサポーターからモンキーチャントを浴びせられたという。

アウェイサポーターから人種差別的罵声を浴びたというヴィエイラは「聞こえたけれど話したくない」、「あまりにも頻発している。そうあるべきではない」などと述べたという。

0-0で終了した試合後、ローマの公式Twitterはこのような声明を出した。

ローマ公式Twitter

「彼が受けた人種差別的ブーイングについて、ASローマはロナウド・ヴィエイラに謝罪する。

ローマはいかなる人種差別も容認しない。

クラブは当局の(犯人)特定を支援する。

その後、ロナウド・ヴィエイラに対する人種差別を犯したいかなる人物も処分する」

ローマがすぐに謝意を表明したことを評価する声もあるようだ。サンプ側もローマの動きについて謝意を示している。

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