ガンズ・アンド・ローゼズ「Sweet Child O’ Mine」がYouTubeで10億回再生突破

80年代のMV初の快挙

©ユニバーサル ミュージック合同会社

ガンズ・アンド・ローゼズの「Sweet Child O’ Mine」が、80年代のミュージック・ビデオとして初めてYouTubeで10億回再生を突破し、新たな金字塔をうち立てた。

これは昨年11月頃に、90年代のミュージック・ビデオとして初めてYouTubeで10億回再生を記録した「November Rain」に続く同バンド二つ目の偉業となる。

ガンズ・アンド・ローゼズが1987年に「Welcome To The Jungle」でMTVデビューを飾ったことは広く知られているが、実際彼らの名を世に知らしめたのは、この「Sweet Child O’ Min」だった。

ミュージック・ビデオの制作とMTVが盛り上がりをみせる新たな時代の到来と共に、ガンズ・アンド・ローゼズは、そのシアトリカルなプロモーション・ビデオの数々で、テレビのスクリーンではすっかりお馴染みの存在となった。

「Sweet Child O’ Min」は、全世界で3,000万枚以上のセールスを記録した彼らのデビュー・アルバムで、いまだ全米で最も売れたデビュー・アルバムの地位を保持している1987年の『Appetite For Destruction』収録曲の中でも最もヒットしたシングルのひとつである。

1988年9月10日に全米No.1に輝いた「Sweet Child O’ Min」の成功も手伝って、アルバム『Appetite For Destruction』は全米チャート入りしてから実に50週間後となる、1988年8月6日にようやく全米1位まで昇り詰めた。

象徴的なオープニングのリフで始まる「Sweet Child O’ Min」は、ガンズ・アンド・ローゼズの不朽の名曲のひとつであり続ける。このアップテンポなバラード曲のミュージック・ビデオは、火炎放射器などの派手な演出は一切なく、全盛期を迎えていたバンドが、彼らの恋人たちやクルーが見守る中、情熱的なパフォーマンスを披露する、という比較的わかりやすい内容になっている。メンバーの持って生まれたカリスマ性を捉えたこのビデオによって、その後世界で最も成功を収めたバンドのひとつになる彼らの存在が初めて視聴者に広く知られていった。

「この曲の歌詞を書いていたら、途中で行き詰まって中断してしまって。それから、スラッシュとイジーが曲を作っているところに僕が居合わせて、イジーがリズムを弾き始めた時、突然歌詞が僕の頭に飛び込んできたんです」とアクセル・ローズは当時のプレスリリースの中でコメントしていた。

現在敢行中の世界ツアー「Not In This Lifetime… Tour」が歴代4番目のツアー興行収益を記録し、2019年には全米や全世界のYouTubeで最も視聴されているアーティスト200組の仲間入りを果たしたガンズ・アンド・ローゼズは、今も輝きを放ち続けている。

Written By Laura Stavropoulos