ラグビーW杯 熱烈声援 聖地・花園でPV

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日本選手の好プレーに歓声を上げる観客ら=20日夜、東大阪市の花園ラグビー場

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は20日、日本対南アフリカ戦が行われ、高校ラグビーの“聖地”といわれる東大阪市の花園ラグビー場でもパブリックビューイング(PV)があった。歴史的快挙で初の決勝トーナメント進出を決めた日本代表を応援しようと、多くのファンらが集結。選手のプレーに「ニッポン」コールで後押しし、熱烈な声援を送った。

 府や東大阪市などでつくる「ラグビーワールドカップ2019大阪・花園開催推進委員会」が、大会の魅力を体感してもらおうと実施。開場時間の午後5時半には、花園ラグビー場前にすでに長い列ができ、関心の高さをうかがわせた。

 奈良県生駒市の少年ラグビーチームに所属する小学4年の一色洸希君(9)=同市=は「花園でみんなと日本代表を応援できてうれしい」と声を弾ませた。

 PVの開始前には、ラグビー経験があるお笑いタレントらとともに、予選の様子を振り返ったり、日本代表のチームソング「ビクトリーロード」を合唱するなどして気分を高めた。

 PVのために駆け付けた会場ボランティアの加藤千佳さん(52)=東大阪市=は「近くに住んでいるので、少しでも役にたてればと思った」と笑顔。「この盛り上がりをトップリーグや高校ラグビーにもつなげ、東大阪を活性化してほしい」と思いを寄せていた。

 この日は、「ミスターラグビー」と称された元日本代表監督・故平尾誠二さんの命日でもあり、黙とうをささげる場面も。試合が始まると、来場者は選手のプレーに一喜一憂しながら“聖地”から声を張り上げた。