韓国の大学生19人が壁をよじ登り米大使官邸に侵入―中国メディア

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2019年10月20日、中国メディアの東方網は、韓国のソウルで大学生19人が米大使官邸への侵入を試み、警察に取り押さえられたと報じた。

記事は、韓国・聯合ニュースの報道として、18日午後に19人の大学生がはしご2脚を使ってソウルの米大使官邸の壁を越え、官邸の庭への侵入を試みたと紹介。17人が侵入に成功し、「ハリス駐米大使よ、ここから去れ」「われわれは米軍を必要としない」といった横断幕を掲げたという。記事は、「米国が韓国に対して在韓米軍の防衛負担を大幅に増やすよう求めたことへの反発を示した」と伝えている。

現地警察当局は侵入した17人と侵入を試みた2人の身柄を拘束、その後主導者とみられる9人の逮捕状を請求し、残りの10人については釈放したうえで捜査を続けるという。

記事によれば、19人は韓国の学生団体・韓国大学生進歩連合会のメンバーだった。侵入事件があった翌日の19日には、学生や学生団体メンバーが南大門警察署前で当事者の即時釈放を求める集会を開いたとのことだ。

事件発生当時、ハリー大使は大統領府で文在寅(ムン・ジェイン)大統領主催の外国大使レセプション会議に出席していて留守だった。ハリー大使はTwitter上で韓国語を用い「大使館警備隊とソウル地方警察庁の適切な処理に感謝する。わが家のネコは無事だった」とツイートしたという。

韓国外交部は18日、第11次米韓防衛費分担特別協定に向けた2回目の交渉を今月23~24日にハワイで開催することを明らかにした。記事は、韓国メディアからは、交渉において両国が激論を繰り広げるとの予測が出ていると報じた。(翻訳・編集/川尻)