【全国紅葉の絶景】信仰と歴史を彩った、和歌山県の紅葉人気スポット

いよいよ、待ちに待った紅葉の季節が始まります。夏のエネルギーを蓄えたように、赤や黄色に染まる樹々は、私たちを圧倒しますね。全国各地には、美しい紅葉の絶景があります。そこで、TABIZINEでは「全国紅葉の絶景」を連載でお届けします。今回は、和歌山県の人気紅葉スポットです。

とがの木茶屋

日本仏教の聖地に寄り添う紅葉 高野山 金剛峯寺<伊都郡高野町>

弘法大師によって開かれた日本仏教の聖地「高野山」は、山全体が総本山金剛峯寺という大きな寺で、山の至る所が寺であり境内。日本建築の寺に、紅葉がしっくりと寄り添います。金剛峯寺から壇上伽藍に通じる蛇腹路(じゃばらみち)には、紅葉のトンネルが出来、夜にはライトアップされます。

高野山 金剛峯寺(こうやさん こんごうぶじ)

【紅葉時期】例年10月中旬~11月中旬

【住所】〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町大字高野山132

【紅葉祭り】ライトアップ 蛇腹道 日没から日の出まで

【拝観料】大人500円

【公式サイト】高野山真言宗 総本山金剛峯寺 http://www.koyasan.or.jp

権力女性を惹きつけた美しい神社 丹生都比売神社<伊都郡かつらぎ町>

世界文化遺産に登録されている、約1700年前に創建された「丹生都比売神社」。境内にある輪橋(太鼓橋)は、長さ約20m、幅約3.5m、木造のそり橋で豊臣秀吉の側室・淀君が寄進とされます。橋の色は朱色で黒色と金色の三つ巴の社紋があり、紅葉が輪橋によく映えます。ライトアップされると輪橋が池に映り込み、赤い月が浮かぶよう。社殿は、鎌倉時代に北条政子により寄進。御祭神が女神でもあり、その時代に力を持つ女性を惹きつけたようですね。

丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)

【紅葉時期】例年11月上旬~11月下旬

【住所】〒649-7141 和歌山県伊都郡かつらぎ町大字上天野230

【紅葉祭り】ライトアップ 詳細不明

【拝観料】無料

【公式サイト】丹生都比売神社 https://niutsuhime.or.jp

かつては国宝 白亜城と呼ばれた 和歌山城 お城の森<和歌山市一番>

西之丸庭園(紅葉渓庭園)

いちょう(天守閣)

和歌山随一の紅葉の名所である和歌山城の「西之丸庭園」は、8217平方メートルの広さを持つ江戸初期の大名庭園。国の名勝に指定されており、紅葉が見事で「紅葉渓庭園」とも呼ばれています。庭園内にある茶室紅松庵で、抹茶(菓子付き470円)をいただきながら、紅葉を楽しむのも良いでしょう。天守閣近くのいちょうも見事です。

和歌山城の西之丸庭園(紅葉渓庭園) (にしのまるていえん(もみじだにていえん))

【紅葉時期】例年11月下旬~12月上旬

【住所】〒640-8146 和歌山県和歌山市一番丁 3

【紅葉祭り】詳細不明

【入場料】無料

茶室紅松庵 抹茶(菓子付き470円 2019年10月現在)

【公式サイト】和歌山城 http://wakayamajo.jp/

城内マップ http://wakayamajo.jp/event/forest.html

信仰と歴史を彩った、和歌山県の紅葉の絶景。ぜひ、紅葉見物に訪れたいものです。

注意:記事掲載の情報は、2019年10月11日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

写真提供:写真提供:公益社団法人和歌山県観光連盟

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