中国北東部が産業成長を促進するためにリンゴコンテストを開催

中国北東部が産業成長を促進するためにリンゴコンテストを開催

AsiaNet 81137 (2026)

【大石橋(中国)2019年10月18日新華社=共同通信JBN】中国北東部の遼寧省大石橋市ジアンイー(建義)タウンで10月14日、リンゴフェスティバル(リンゴ祭り)が開かれた。大石橋市人民政府によると、同政府は中華人民共和国の建国70周年を記念するために、コンテストとパーフォーマンスを催した。

大石橋市のリー・シェンゴン副市長は開会式で、このイベントは地元の農家の熱意と創造性を動員して、同市独自の農産物ブランドを育成し、もっと多くの人々にこれらの農産物を知ってもらい、味わってもらうことを目的としたものだと述べた。このリンゴ祭りは、地元の果物産業やその他の付属的な農産物の健全な発展を促進し、ハンフー(Hanfu)リンゴの産業的優位性をフルに発揮させ、このセクターの品質と効率性を高めることが期待されている。

フェスティバルでは、大きさ、味、外見の観点から3つの「アップルキング(リンゴ王)」が選定された。最も大きなリンゴは0.85キログラム、もっともおいしいリンゴは糖度が14.3%、最も美しいリンゴは芸術的な形と色を備えている。

遼寧省のリンゴの地として知られるジアンイータウンでは、見栄えが良く、おいしく、長持ちするハンフーリンゴが年間800万キログラム生産されている。温暖な大陸性モンスーン気候のこの町は、明確な四季、充分な日光、適度な降雨、年間平均日照時間2600時間を享受している。独特の気候と豊富なミネラルは、リンゴの成長にとって非常によい環境を提供している。

ジアンイータウン・シアンファン村中国共産党支部のジョウ・ユー書記は「当村にリンゴを買いに来るビジネスマンは誰でも無料の食事と宿泊を享受し、たくさんのリンゴと喜びを抱えて帰ることになるだろう」と語った。

大石橋市のユニークな資源と優れた生態系環境は、特色のある農業の強固な基盤を築き、多くのグリーンで(環境に優しい)、オーガニックで、高品質の特色ある農産品を生みだしており、ハンフーリンゴはそのような優位性のある環境の下に育成された高品質の農産品の1つである。またこのほか、コメ、キビ、プラム、ロバ肉、豚肉、アヒルの卵、ブドウなどおいしくて栄養豊富でグリーンな農産物もある。

ソース:The People's Government of Dashiqiao City