「マラソン新大会設立」めぐり川内のツイートに大迫が猛反発「もう選手の目線ではない。すごく残念だ」

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東京五輪出場を目指す大迫傑選手(28)が19日(2019年10月)、自身のツイッターを更新し、2121年3月をめどに新たなマラソン大会を設立することを表明した。これに対し、同じマラソン選手の川内優輝選手(32)ツイートしたのをきっかけに、一時論争になっていた。

大迫選手は「再来年2021年3月辺りを目処に日本で世界との差を縮めるための大会を作ります。候補地、正確な時期、スポンサー、全く決まっていません」とツイート。背景には先月(9月)行われた東京五輪の代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で、賞金がなかったとことがあるようだ。

MGC(代表選考レース)に賞金がなかったことが背景?

「あれだけ注目された大会。お金はたくさん動いている筈なのになぜ僕らの手に渡らなかったのでしょうか」と、大迫選手は疑問を呈す。世界との差を縮め、陸上選手を稼げる仕事にしたいという想いがあるという。

ツイートに対し陸上界から多くの支持する声が上がる中、川内選手は「大迫選手が東京マラソン財団に事実上の宣戦布告。ここ数年の東京の目玉選手たちが賛同しているので、本当に実現したら2021年はどちらの大会に有力選手が集まりどちらが盛り上がるのか興味があります」とツイート。

これに対し、大迫選手が「これはもう選手として何かを追求している人の目線、発言じゃない。すごく残念です。僕は何処かと戦争したい訳じゃなく、東京オリンピック後の選手のモチベーションや気象情報など選手にとってベストな時期を考えただけです」と反論した。

すると川内選手は「煽ってしまいましたがそれはいちマラソンファンとして大迫選手のやろうとしていることに非常に興味があることの裏返しですので、今後の取り組みの推移を注視させてもらいます」と投稿。論争はとりあえず収束したようだ。

杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「今回賞金が出なかったのは、五輪に向けての選考という大会の位置づけ。でも、プロとしてやっていて、それで食べていかないといけないという意味では、やはり賞金レースも必要ですし、名誉のために戦う五輪とはまた別です。大迫選手の発言は、賞金やレベルアップも視野に入れているということで、五輪後のことを考えてのものではないでしょうか」