西武渡辺GM、中日退団の松坂獲得を明言せず 「動くかどうかもわからない」

中日からの退団が決まっている松坂大輔【写真:荒川祐史】

CS敗退直後に渡辺GMは「これから考える」と話していた

 中日の退団が決まっている松坂大輔投手の獲得について21日、西武の渡辺久信球団本部兼GMは「まだ何もしていない。動くかどうかもわからない」と現時点での交渉はないと明かした。

 CS敗退が決まった13日には「(シーズンが)今終わったばかり。これから考える」と明言を避けていた渡辺GM。松坂が中日を退団することが決まった翌日にも「これからCSも始まるので。自分からのコメントは現時点ではなにもない」と話していた。

 松坂の退団が決まった際には「これまでも(退団の度に)動いていたし、今回もあるかもしれない。戦力と判断すれば獲得する可能性もある」という球団内からの声もあり、古巣復帰が実現すれば13年ぶりとなる。

 1999年に横浜高校から西武にドラフト1位で入団すると、ルーキーイヤーにいきなり16勝を挙げるなど8年間で108勝をマークした松坂。2006年にはポスティング制度を利用して渡米し、2015年に日本球界に戻ってからはソフトバンクに入団。2017年オフにソフトバンクを自由契約となり、翌2018年から中日でプレーした。(安藤かなみ / Kanami Ando)

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