高校野球の秋季関東大会は21日、前橋市の上毛新聞敷島球場で準々決勝が行われ、桐光学園(神奈川2位)は桐生第一(群馬1位)に4―10で敗れた。
桐光は三回、森田翔(2年)の中前適時打で先制するも、四回、満塁本塁打などで一挙6失点。中盤以降石倉大樹(同)の適時打などで3点を返したが、七、八回にも集中打を浴び、力尽きた。
桐光学園の野呂雅之監督は「小刻みに点を重ね、2点差くらいで折り返せればと思っていたのだが」と悔やみ、主将の浅見祥羽(同)は「 県大会から強い相手と戦い、自分たちの強みを見つけて関東まで来れたが、その強みである守備の面で崩れてしまった。秋に出た課題をつぶして春夏につなげたい」 と話した。