中山美穂が木村多江、大島優子と初共演。事情と欲望が入り乱れる「彼らを見ればわかること」

中山美穂が、2010年1月にWOWOWプライムで放送される「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」(土曜午後10:00、スタート日未定)に主演する。現代社会の家族像をリアルに投影したオリジナルストーリーで、中山は再婚相手との家庭で“妻”“母”でありながら、官能作品で絶大な人気を誇るレディースコミックの漫画家としての顔も持つ、内田百々子を演じる。

百々子は、同じマンションに住む富澤瑞希(木村多江)とは同い年の友人で、なじみのダイニングバーでストレス解消も兼ねた近況報告を繰り広げる日々。そんなある日、マンションに新婚の夫婦が引っ越してくる。それは20年前に百々子が別れた前の夫と、その新妻の鴨居流美(大島優子)だった。元夫婦がそれぞれ再婚し、隣人同士となった希有な状況に、百々子や瑞希が抱えていた“秘密”があぶり出されていく。

中山は「変化し続けていくであろうこれからの時代、未来をどのように見つめるのか、きっとそんなことを考えてしまう作品になると思います。そしてすてきな共演者の皆さんと作っていけること、とてもうれしいです」と気合十分。

また、木村は「登場人物たちの滑稽でいとおしい日常を、動物園を見るように楽しんでいただけたらと思います。 そして、檻の外から、面白がって応援してくださればうれしい」とアピール。大島は「おのおのの家庭にはいろいろな事情があるけれど、家族って一人一人がつくり上げ育み、出来上がるものだと思うので、この作品を通じて共演者の方々と一緒にどのような家族の形をつくれるのか楽しみです」と期待を寄せている。

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