春風亭昇太、「グランメゾン東京」で木村拓哉に立ちはだかる!結婚後初のドラマ出演

10月27日放送のTBS系連続ドラマ「グランメゾン東京」(日曜午後9:00)の第2話に、春風亭昇太がゲスト出演する。主人公の天才シェフ・尾花夏樹(木村拓哉)と早見倫子(鈴木京香)がレストラン「グランメゾン東京」をオープンするための資金の融資を依頼する、信用金庫の融資担当・汐瀬智哉を演じる昇太は「主演の木村さんは、すごく気を使ってくださる方。私は初共演だったのですが、すごく人見知りで緊張していたのをなんとなく察してくださっていたようで、緊張を和らげるように接していただきました」と初共演のエピソードを明かしている。

同ドラマは、かつてパリで二つ星のフランス料理店を構えていたが、慢心ですべてを失った尾花が、倫子と出会って再起し、世界最高の三つ星レストランを目指すストーリー。

昇太が扮(ふん)する汐瀬は、料理にはまったく興味がなく、「『味』には融資しない」と言い切り、尾花の前に厳しく立ちはだかる役どころ。「初めて出た映画でも銀行員でしたし、日曜劇場(同系の『下町ロケット』)に出演させていただいた際もそうでしたが、実は銀行員の役の経験は多いです。自分は性格が細かくないし大ざっぱなので、銀行員の要素が一つもないと思っているのですが、真反対のイメージから起用されているのではないのかと自分では思っています」と起用理由を自己分析し、「『グランメゾン東京』が今後どうなるか、そのための鍵となる銀行との話が描かれているのが、第2話です。視聴者の皆さまには、初回、さらに第2話を見ていただいて、今後のドラマに思いをはせていただきたいと思います」とアピール。

また、今回が結婚後初めてのドラマ出演となったが、「私は相変わらず薄っぺらい感じなので…。貫禄や男らしさを表現するというのは大変です。今回の役もしっかりとした、自分の世界を持っている人物で、普段の自分とは違うので大変です」と独身時代と変わらないことを、苦笑いで告白。汐瀬は薬指の指輪にはめて登場するが、「これはお借りしたものです。『小さな巨人』(同系)のインタビューの際にも、『指輪に違和感がある』と答えたのを覚えていますが、実は結婚した今も指輪は持っているけど普段はしていないので、やっぱり今も違和感があります」と、自前ではないのこと。

なお、第2話からは、尾花のかつての部下・平古祥平(玉森裕太)の恋人・蛯名美優(朝倉あき)の父親である都議会議員・蛯名西堂役で、作家の岩下尚史氏も出演することが発表されている。

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