きょう22日(火)は東日本や東北を中心に広く雨で、大雨になる所がある。特に東海や関東では昼前にかけては、雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあり、警戒が必要だ。特に台風19号の被災地では少しの雨でも危険な状況が続いているため、引き続き、土砂災害や河川の増水、氾濫、低地の浸水などに厳重な警戒が必要となる。また、広い範囲で強風や高波にも注意が必要だ。
東海・関東の雨のピークは明け方~朝
午前5時現在、紀伊半島から東北南部にかけて広く雨雲がかかっている。特に関東に活発な雨雲が見られ、伊豆諸島では猛烈な雨が解析された所もある。
また、静岡県や関東の沿岸部では風も強まっている。 東海や関東の雨・風のピークは明け方から朝にかけてになるが、その後も雨が降りやすく、昼前までは非常に激しい雨や雷雨になる所がありそうだ。
東北も雨つづく 被災地は少しの雨でも厳重警戒
また、東北も太平洋側を中心に夜にかけて雨が降りやすく、まとまった雨になる見通し。台風19号の被災地では少しの雨でも危険な状況が続いている。この雨による二次災害が発生するおそれがあるため、厳重な警戒が必要だ。
一方で、西日本や北海道は晴れる所が多い見通し。
雨が降る所は日中も空気ヒンヤリ
日中の気温は東日本や東北ではあまり上がらず、きのうより低い所が多くなる。一方、西日本では25℃以上の夏日になる所もあり、高知は28℃まで上がる予想だ。
(気象予報士・多胡 安那)