侍J稲葉監督、初選出・周東が「大事なポイント」 攻撃の“キーマン”に指名

ソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】

「周東の使い所は試合を大きく左右している」

 侍ジャパン日本代表の稲葉篤紀監督は21日、初選出した周東佑京内野手(ソフトバンク)にキーマンとして期待を寄せた。首脳陣、日本シリーズ出場メンバーを除く代表選手が「第2回 WBSC プレミア 12」に向けて1次合宿地の宮崎入り。日本シリーズで奮闘する足のスペシャリストについて、「(日本シリーズの)2戦を見ていても、周東の使い所は試合を大きく左右しているなと感じました。ジャパンとしても周東をどこで使うのかは試合の中で大事なポイントになると思います」と期待を込めた。

 周東は育成出身の2年目で今季支配下登録されたばかり。今季は主に代走で25盗塁をマークし、日本シリーズ第1、2戦では相手バッテリーに重圧をかけ、チームの2連勝に貢献している。昨年もU-23W杯で代表に選出され、稲葉監督の下でプレーした23歳。世界一へ貢献する快足を期待したいところだ。(Full-Count編集部)

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