九州高校野球 創成館4強入り 春の選抜、有力に

試合後、応援席にあいさつして笑顔を見せる創成館の選手たち=佐賀市立野球場

 第145回九州地区高校野球大会第3日は21日、佐賀市立野球場などで準々決勝4試合が行われ、長崎県第2代表の創成館が宮崎日大に4-3でサヨナラ勝ちして、来春の選抜大会出場が有力となる4強に、2年ぶりに名乗りを上げた。
 創成館は初回、猿渡の中前適時打、長田の右前適時打で2点を先行すると、二回に白水の右前適時打でリードを広げた。七回に3ランで追いつかれたが、3-3の九回、猿渡が中前打で出塁して、続く松永が右越え適時二塁打で試合を決めた。投げては左の白水、右の藤川とつないで七回以外は得点を許さなかった。
 このほか、明豊(大分)は沖縄尚学に7-6で競り勝ち、鹿児島城西は城北(熊本)に8-0で大勝。大分商は福岡第一を5-2で退けた。
 22日は休養日。第4日は23日、佐賀県立森林公園野球場で準決勝2試合を実施。創成館は第1試合(10時)で明豊と対戦する。

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