ダイエット中の海外での食事方法
旅行や出張の際の楽しみのひとつでもある食事ですが、ダイエット中の方は「海外の食事ってヘビーで太りやすいし……」なんて思ってはいませんか。
実は、そんなことありません!
食事メニューの選び方によっては、ダイエット中でも安心して食べられるものばかり。
現役CA・栄養士の神原がおすすめのメニューをご紹介いたします。
海外旅行での食事は何から始める?-Appetizers/Salad/Soup
突然ですが、皆さんはお食事の最初に何をオーダーされますか。
前菜やサラダなどを頼まれることが多いのではないでしょうか。
おすすめなのは、糖質の少ない食材を使ったメニューです。
野菜類(いも類除く)や海藻類、きのこ類、肉、魚、乳製品、豆類を中心としたお料理が良いでしょう。
血糖値が急激にあがるのを防ぐことができます。
例えば、ミックスグリーンサラダやカプレーゼ、野菜やきのこのマリネ、生ハムとチーズ、魚介や肉のカルパッチョやタルタル、フムスなどがおすすめです。
クラッカーやパンなどが一緒に来た場合は、食事はじめでお腹が空いているとついつい食べ過ぎてしまいますので、注意してくださいね。
また、スープを頼む時は、野菜スープやチキンスープなどのクリアなものを頼むと良いですよ。
ポタージュなどのクリーム系スープは女性に人気ですが、糖質が多くおすすめできません。
海外旅行中の食事ではメインはたんぱく質を中心に-Main dish/Side dish
お食事の主役、メインには何が良いでしょうか。
ずばり、たんぱく質です。
肉や魚、豆類、乳製品などを使用した料理を選びましょう。
わたしはいつもステーキやグリルチキン、グリルサーモンを頼みます。
たんぱく質は体を作るうえに、炭水化物よりも消化に時間がかかるため、腹持ちします。
また、その際のサイドメニューは、前の項目で書いたものを参考に選ぶと良いですよ。
どうしてもピザやパスタ、リゾットなどの炭水化物を食べたいのであれば、最後に少しだけ食べましょう。
海外旅行での食事で気を付けたいポイント
食事選びがバッチリでも飲み物でカロリーをとってしまっては、本末転倒です。
お酒はほどほどに、ノンアルコールの飲み物もジュースなどの甘いものは避けましょう。
お酒を召し上がらないのであれば、シンプルに水が良いでしょう。
炭酸入りならお腹も膨らみ、食べ過ぎ防止に繋がります。
アイスティーなら「Unsweetened Iced Tea」とオーダーしてください。
そうしないと、日本とは違い、砂糖入りの甘いアイスティーが出てきます。
また、お料理を頼みすぎてしまったら、持ち帰ることもできます。
無理はせず、TO GO BOXをもらい、後ほどいただきましょう。
選び方次第で、ダイエット中でも海外旅行での食事は十分に楽しめる
ダイエットをしていても、選び方さえ気を付ければ食べられるものばかりです。
せっかくのお食事、ポイントを掴んで楽しんでくださいね!