第一生命 長崎県と連携協定 営業員ら地域活動支援

協定書にサインした中村知事と櫻井副社長(右から2人目)ら=県庁

 第一生命保険は21日、地域活性化と県民サービスの向上を推進するための包括連携協定を県と結んだ。全都道府県で32例目。
 同社はこれまでに、県と「がん検診」「高齢者見守り」「女性活躍」の連携協定を締結しており、さらに分野を広げ、健康増進など10の連携事項を挙げた。
 具体的には、毎年1回の健康診断受診などを県民に促す県の運動「ながさき3MYチャレンジ」について、県内に約680人いる同社の営業員「生涯設計デザイナー」が周知を図る。児童の見守りなど地域安全活動支援のため防犯カメラを提供。東京・日比谷の本社では県物産展を開く予定。
 県庁であった締結式で、中村法道知事とサインを交わした櫻井謙二副社長は「(同社は)県内に約13万人のお客さまがおり、おかげさまで県内シェアは57年連続でトップ。さまざまな分野で地域社会に貢献したい」と述べた。

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