台湾水族館の名称「Xpark」に 横浜八景島運営、20年夏開業

Xparkに開設予定の「サンゴ礁の海(仮称)」のイメージ図

 西武ホールディングス傘下で総合レジャー施設運営の横浜八景島(横浜市金沢区)は、台湾に進出する水族館の名称を「Xpark(エックスパーク)」に決定したと発表した。2020年夏の開業を予定し、年間来場者数は160万人を見込んでいる。

 水族館は地上7階、地下4階建て。延べ床面積は約1万4800平方メートル、水量約3千トン。1~3階を展示エリアとし、420種4万8千点の生物を展示する予定。

 「楽しみを通して学びにもつながる」ことを目指し、最先端テクノロジーを駆使して地球上のさまざまな場所で暮らす生き物たちの環境を再現するという。

 水族館ができるのは、桃園市内の「高速鉄路桃園駅特定区産業専用区」と呼ばれる大規模開発エリア。台湾の保険会社・国泰人寿保険が開発を主導し、横浜八景島は「横浜・八景島シーパラダイス」や「仙台うみの杜水族館」(仙台市)などでのノウハウを生かして水族館の運営に当たる。

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