成羽病院通信

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■マンモグラフィ検査について
放射線室 片山剛(かたやまつよし)
毎年10月は「乳がん月間」です。乳がんは、日本人の女性に発症するがんとしては一番多く、年間の死亡者も1万4000人以上といわれています。30代から増え始め、40代後半から50代前半に発症する人が最も多くなっています。近年では、比較的若い世代や閉経後に発症する人も増えていますが、早期に発見できれば、乳房を残して治癒することも可能となっています。
早期に発見する方法として、「マンモグラフィ検査」があります。これは乳房専用のレントゲンのことで、左右の乳房を板で片方ずつはさみ圧迫して撮影します。乳房を強く圧迫するイメージがあるかもしれませんが、それには理由があります。
(1)厚さを均一にして乳腺と脂肪の重なりを少なくし、病変を発見しやすくする
(2)圧迫をすることにより乳房への被曝(ひばく)を低減させる
例えば、乳房を1cm薄くすることで被曝は半分になるといわれています。痛みを伴うことがありますが、実際に圧迫している時間は数十秒です。痛みが強い場合は担当の技師にお伝えください。
早期発見のためにも、市内の医療施設などで乳がん検診を受診するようにしましょう。