【日本S】鷹が3連勝で3年連続日本一へ王手 工藤監督「明日の一戦に全てをかける」

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

同点も4回に一挙4点を挙げて快勝、王手に指揮官「ここまで来たかな」

■ソフトバンク 6-2 巨人(日本シリーズ・22日・東京ドーム)

 ソフトバンクは22日、東京ドームで行われた巨人との日本シリーズに6-2で快勝。3連勝として3年連続日本一に王手をかけた。工藤公康監督は「明日の一戦にすべてをかける」と力強く言い切った。

 2-2で迎えた4回に一挙4点を奪っての快勝。敵地でも強さを示して3年連続日本一に王手をかけた工藤監督は「ここまで来たかなという感じですね」と、偽らざる心境を口にした。

 楽天とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦から2連勝、西武とのCSファイナルステージで4連勝、そして日本シリーズで3連勝。ポストシーズン9連勝として頂点に迫った指揮官は、「レギュラーシーズンを勝てなかった。その悔しい思いがつながっていると思います。ただそれは積み重ねにしか過ぎません」と選手の気持ちを代弁した。

「これまで常に一戦一戦全力で戦うところで勝利をつかみ取ってきた。今日までのことは忘れて明日の一戦に全てをかけるつもりで戦う。全力を尽くして、勝てるように戦うだけです」

 勝利に飢えた常勝軍団。3年連続日本一へあと1勝。一気に勝負を決めるつもりだ。(Full-Count編集部)

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