チェルシーファン、味方ファンへの「人種差別」で一生出禁か

イングランドフットボール界でふたたび問題になっている人種差別。

『BBC』によれば、チェルシーのファン3人がスタジアムへの出入りを一生涯禁止されうるという。

問題が起きたのは、4月に行われた2018-19シーズンのUEFAヨーロッパリーグ準々決勝スラヴィア・プラハ戦。

試合を観戦した20歳のジェロームさんは肌と髪の毛について中傷されたと訴えていた。彼がそれをクラブ側に伝えてから6か月が経ち、ようやく連絡がきたという。

チェルシーは遅れたことをジェロームさんに詫びつつ、3人のファンを一時的な出入り禁止にしたとのこと。3人は一生出禁になる可能性もあるというが、現段階ではその期間は定まっていないそうだ。

ジェロームさんも一旦はチェルシーの試合観戦を止めていたものの、9月から再び試合を観るようになったとのこと。

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