大阪府池田市/マンホールサミット開く/4500人が来場、冨田裕樹市長ら記念講演

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マンホールのふたの愛好家「マンホーラー」たちが集う「第9回マンホールサミット」が19日、大阪府池田市の五月山体育館などで行われた。池田市下水道部と下水道広報プラットホーム(GKP)が、マンホールふたと、ふたの先に広がる下水道に関心を持ってもらおうと開催。約4500人が訪れた会場では貴重なマンホールふたの展示や、関連グッズ販売など実施。トークイベントでは国土交通省の本田康秀下水道事業調整官と冨田裕樹市長による記念講演が行われたほか、マンホーラーがマンホール愛を語った。

同サミットは同市市制80周年と、同市も対象エリアである猪名川流域下水道通水50周年を記念し、「事始めのまち池田から発信! マンホールがつなぐ人とまち」をテーマに開かれた。

特別対談では冨田市長がダイハツが本社を置き、阪急阪神ホールディングスの本店所在地が池田であること、日清食品創業者の安藤百福氏がインスタントラーメン「チキンラーメン」を開発した場所であることなどを紹介し、「事始めのまち」であるとPR。

本田調整官はデザインマンホール企画の背景や、全国で累計539種類に及んでいるマンホールカードについて説明した。

冨田市長は同市の鳥や花などをデザインしたマンホールのふたや、振り込め詐欺防止を訴えるマンホールのふた、日清食品チキンラーメンのキャラクターで市の観光大使でもある「ひよこちゃん」などを描いたふたを紹介した。

本田調整官は下水道事業の経過や現状に触れるとともに、台風19号で被災した長野市の復旧状況について語った。同市が取り組んだ下水道革新的技術実証事業を高く評価するとともに、来場者には「マンホールだけでなく、その奥の世界にも興味を持ってほしい」と訴えた。

本田調整官(壇上左)と冨田市長が対談
マンホールふたの実物展示