古代の輝き今も 径9ミリ純金製の鈴  木更津・金鈴塚古墳出土物 【ほぼ実物大ニュース】

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金鈴塚古墳から出土した金の鈴(木更津市郷土博物館「金のすず」蔵)

 今からおよそ1400年前の6世紀末に造られたと考えられる前方後円墳「金鈴塚古墳」(木更津市)。ここから出土した純金製の鈴5個は、色あせることのない古代の輝きを現代に伝える。

 高さ1センチ、径9ミリ、重さ1.25グラム。愛らしい姿の金の鈴のほかにも金銅製品が豊富に出土し、飾大刀(たち)の種類と数も日本一を誇る。

 墳丘長90メートルと推定される金鈴塚古墳だが、現在は住宅地の一角に後円部の一部を残すのみ。果たして金の鈴の持ち主はどんな人物だったのだろうか。大量の副葬品から被葬者の力の大きさがうかがえる。

 出土遺物の数々は国の重要文化財に指定され、市郷土博物館金のすずに所蔵されている。

※2019年10月22日付け新聞紙面で、「金鈴塚古墳出土物」の写真をほぼ実物大で掲載しています。 ※原則、毎月第4火曜日に掲載します。次回は11月26日掲載予定

双龍式環頭大刀の柄頭(木更津市郷土博物館「金のすず」蔵)