巨人ドラフト2位の太田龍 原監督のサインに驚きと喜び「これは本当に…」

©株式会社Creative2

巨人から指名挨拶を受けたJR 東日本の太田龍投手(中央)【写真:楢崎豊】

JR東日本からは9年連続でプロ野球選手の誕生 社会人3年間の努力が実る

 巨人からドラフト2位指名を受けたJR東日本・太田龍投手が23日、東京・田端のJR東日本東京支社で指名挨拶を受けた。巨人からは長谷川国利スカウト部長、織田淳哉スカウト。JR東日本からは堀井哲也監督、高岡崇野球部長が出席。同社からは9年連続でのプロ野球選手の誕生となった。太田は緊張した様子だったが、原辰徳監督のサインの入ったドラフト会議で使用したIDパスを受け取ると、驚きながらも笑顔が広がった。

 190センチの長身から投げ下ろす最速153キロの直球が売り。カットボール、カーブ、チェンジアップ、ツーシームを投げ分け、力と技で三振の取れる投手。JR東日本では先発だけでなく、リリーフも経験し、成長を続けてきた。将来的には先発ローテションの中心になれる存在。長谷川スカウト部長は「ポテンシャルは1位の評価」と話し、原監督からはスケールの大きい投手になることを期待されているという。

 サイン入りIDを受け取った太田は「本当に原監督のサインなのかなと思いました」と夢だったプロ野球の世界が自分の“手元”にやってきたことに驚きを隠せなかった。「小さいころから見ていた球団なので指名されてすごくうれしかったです」と喜びを語った。高校時代から名前の知られた投手で、九州では都城高の山本由伸(オリックス)、九産大九産の梅野雄吾(ヤクルト)、福岡大大濠の浜地真澄(阪神)と合わせて、「九州四天王」と呼ばれた。右ひじを痛めて、高卒からのプロ入りは断念したが、3年間で強い体作りをしてきた。社会人卒とはいえ、まだ21歳。焦らずに経験を積ませてから、近い将来、1軍の投手陣に加わることをチームは期待している。(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)