東京直通「かがやき」2本減 北陸新幹線臨時ダイヤ

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 JR東日本と西日本は23日、北陸新幹線東京-富山・金沢間の全線直通運転が再開する25日以降の暫定ダイヤを発表した。1日の運転本数は台風19号による被災前の定期ダイヤと比べ、「かがやき」は上下合わせて2本減の18本、「はくたか」は同数の28本、富山-金沢間のシャトル便「つるぎ」は1本減の35本となる。新高岡に停車していた「かがやき」臨時便など、週末を中心に増発していた臨時列車は運行しない。指定席切符の販売は駅窓口、インターネットとも24日午前11時から行う。

 台風により寸断された首都圏と北陸の直通路線が約2週間ぶりに復活する。暫定ダイヤでは、東京-富山間の最速列車の所要時間は2時間8分を維持。1日の定期運転本数は計120本から106本となる。ただ、昨年の秋の観光シーズンには「かがやき」を1日当たり10本増発していた。JR東は増発列車を含めた比較では、今回のダイヤは1日当たり24本減になるとしている。

 暫定ダイヤは11月29日まで。さらに本数を増やしたいとしており、列車の運用状況を精査し、11月30日以降のダイヤは改めて公表する。上越新幹線の同じ種類の車両の転用も調整を急ぐ。

 富山関連の列車で運休となるのは、(1)午前7時金沢発の「かがやき502号」(2)午後5時24分東京発の「かがやき513号」(3)午後8時25分金沢発の「つるぎ726号」。その他の列車は元のダイヤと同じ時刻で運転するため、大阪、名古屋方面への乗り継ぎへの影響はない。

 北陸新幹線は長野市の車両センターの浸水により、予備も含めた全30編成のうち3分の1に当たる10編成120両が使えない状態。暫定ダイヤは、残る20編成をフル稼働させて組んだ。東京-長野間の「あさま」を約3割減らして直通運転に振り向けることで、「かがやき」は90%、「はくたか」は100%の本数を確保した。北陸新幹線は今年4~9月、1日に約5万1300人が利用。乗車率は約6割だった。

 台風19号では車両浸水のほか、信号装置への被害も発生。現在は長野-上越妙高間が不通となり、東京-長野間と金沢-上越妙高間の折り返し運転となっている。