国主導でアコヤガイ大量死対策を

三重県、農水省に要望書提出

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 真珠養殖に使うアコヤガイが全国の産地で大量死した問題で、三重県の鈴木英敬知事は23日、農林水産省を訪れ、国が主導して対策に取り組むよう求めた要望書を伊東良孝副大臣に提出した。鈴木知事は、被害が稚貝に集中しており養殖業者が事業継続に不安を抱えていると訴えた。

 要望書では、国が全国の被害状況を取りまとめ、原因究明を主導するよう要請。稚貝の安定生産に向けた各産地の連携体制構築を国が進めることも求めた。

 大量死は愛媛県や長崎県でも判明した。2017年の養殖真珠生産量が全国1位の愛媛では推計2820万個、三重では200万個以上が死んだ。