がん見落としで70代男性が死亡

名古屋市の医療センター

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名古屋市立西部医療センターでの医療ミスについて記者会見する、同センターの桑原義之病院長(左)ら=23日午後、名古屋市役所

 名古屋市は23日、市立西部医療センター(同市北区)で、「直腸がんの可能性がある」との磁気共鳴画像装置(MRI)検査結果を主治医が見落とし、70代の男性患者が4月に死亡する医療ミスがあったと発表した。

 市によると、男性は腰痛を訴え2017年に同センターで腰のMRI検査を受診。報告書には直腸がんを疑う記載があったが、主治医は確認せず、18年に別の検査で直腸がんが判明した。

 また市は、16年に子宮頸がんで入院中に肺血栓塞栓症で死亡した60代女性患者について、女性が同月中に3回意識を失った際、肺血栓塞栓症の既往歴があったのに十分に対応しなかったと公表した。