ヤマハは10月23日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した『第46回東京モーターショー』に出展し、リーニング・マルチ・ホイール(LMW)テクノロジーを用いたYAMAHA MW-VISION(ヤマハ・エムダブリュ-ビジョン)やTRICITY300(トリシティ300)などを世界初公開した。
『人はもっと幸せになれる 〜ART for Human Possibilities〜』をテーマにブースを出展するヤマハ。会場には、世界初披露のワールドプレミア6モデルと日本初披露のジャパンプレミア2モデルを含む、モーターサイクル、リーニング・マルチ・ホイール(LMW)、電動コミューター、電動アシスト自転車、自律ソリューションビークルなど合わせて18モデルが展示された。
ロボティクスの分野では、自律ソリューションビークルのLand Link Concept(ランド・リンク・コンセプト)をお披露目した。
ランド・リンク・コンセプトは、周囲をセンシングしながら陸上を移動するドローンで、機体にはそれぞれ操舵・駆動可能な4つの車輪を備え、方向を問わない自由な移動ができ、AI画像認識により行く先を拒む障害物を避けながら自ら走路を判断して走行することが可能だという。すでに農業の現場ではヤマハの空のドローンが活躍しており、今後、陸上のドローンも空のドローンとともに活躍の場を模索していくとしている。
そのほか、急速充電に対応した2台の都市型コミューターのE01(125cc相当のEVバイク)とE02(50cc相当のEVバイク)や、レースで走ることをイメージしたE-BIKEのレーシングマシンを表現したYPJ-YZが初お披露目された。
また会場では、日本初公開となる2車種、2019年にマイナーチェンジを果たしたYZF-R1とアドベンチャーツアラーのTénéré700(テネレ700)も展示された。