サッカーの天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、長崎新聞社など共催)第8日は23日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎などで準々決勝4試合が行われ、V・ファーレン長崎は甲府とのJ2対決を2-1で制して、初の4強入りを決めた。
V長崎は前半9分に吉岡の豪快なミドルシュートで先制。5分後の14分には、島田の左CKを新里が左足ボレーで合わせて追加点を奪った。31分にCKから1点を返されたが、後半も集中力を保って逃げ切った。
鹿島はアマチュアで唯一勝ち残っていたホンダFC(静岡)を1-0で退け、2大会連続の4強入り。神戸は大分に1-0で勝って2大会ぶり、清水は鳥栖を1-0で下して5大会ぶりに準決勝に進んだ。
12月21日の準決勝は神戸-清水、鹿島-V長崎の顔合わせで、会場は後日発表。決勝は来年元日に新国立競技場で行われる。