「釣れるワーム」と聞いて最初に思い浮かべるブランドといえば…ゲーリー・ヤマモト! ソルトぎっしりの独特なマテリアルは、30年以上にわたって第一線で活躍し続けている。今回は、自他ともに認めるゲーリーワームの使い手、イヨケンこと伊豫部健さんのベスト10と推奨セッティングをご紹介!! まずは10位から6位までの発表です!!
【Profile】
伊豫部 健(いよべ・けん)
B.A.S.S.トーナメントで全米の大舞台へ果敢に挑み続けるスーパースター。愛称は“イヨケン”。岸釣り、ボート、プライベート、取材、試合と使う場面を問わず、要所ではゲーリーワームを迷わず投入する愛好家。「ゲーリーは説明不要の釣れっぷり。個性を理解すれば、もっと釣れる!」
BEST10:いま明かされる究極のマッチ・ザ・ベイト!?『サンショウウオ』
イヨケン「サンショウウオは奇抜なデザインで敬遠されがちだけど、無茶苦茶釣れるワーム。カバーを水平フォールでアプローチするのが基本で、そのイメージはズバリ亀の子供。大江川あたりでは明らかに亀が捕食対象。杭やヘラ台などのライトカバー周辺で使います」
BEST9:グラビングバズのマストアイテム『6インチ ジャンボグラブ』
イヨケン「高水温期、ヒシモの周辺をグラビンングバズで攻めるならジャンボグラブで決まり。ボリュームがあるのでカバーを押し分けながらしっかりとアピール。適度な重量感があるから、ベイトタックルで無理なく扱える点も有利」
BEST8:晩秋から冬にかけてのディープエリアで活躍『6インチ ダブルテールフラグラブ』
イヨケン「定番中の定番すぎて以前に比べると使うアングラーが少ないかもしれないけど、僕の中では絶対的な存在のワーム。特に晩秋から冬にかけてはディープで大活躍。底からあまり離さず細かいボトムバンプで誘います」
BEST7:絶対的な安心感を誇るフィネスワームの最適解『4インチカットテール』
イヨケン「これもヤマセンコーと同じで、ゲーリーマテリアルだからこその独特の生命感。その実力は誰もが知っているはずだし、もう説明不要でしょ(笑)」
シンプルなデザインのため様々なリグに応用可能。イヨケンさんは、ノーシンカーでサイトフィッシングを実践する場合に多用。
BEST6:ゲーリーだから実現した“ノーアクションこそ正義”『5インチ ヤマセンコー』
イヨケン「投げて落として、放っておくだけで釣れてしまう。アングラーの技量を問わずゲーリー特有の高比重マテリアルの良さを体感できるワームだね。実は、フォール中に微妙なロールアクションを発生。これも、独特の生命感を演出している秘密だと思う」
梅雨時から夏にかけて、グラスエリアやシェードが絡むオーバーハングの周辺で威力を発揮する。
イヨケン「基本はフォールとズル引きでアプローチ」
BEST5:カバーの周辺で食わせを意識するなら…! 『モコリークロー』
イヨケン「カバー攻めでもストロング一辺倒とは限らない。特に、小さいベイトを食っている場合はコンパクトなワームが有利かな。モコリークローは、ボトム到達直後の自然な倒れ込みアクションが特徴。クロー系としては優秀なフッキング率の高さも気に入ってます」
イヨケンさんのゲーリーワーム・ベスト4は後日発表いたします!!