北陸新幹線が25日、東京―富山・金沢間の全線直通運転を約2週間ぶりに再開する。直通列車の指定席切符の販売が24日午前11時に始まり、JR富山駅では一時4時間待ちの列ができるなど混雑した。
富山駅では午前8時ごろから指定切符を買い求める人が集まり始め、販売開始の10分前には約250人が列を作った。誘導に当たった駅員はインターネット予約や自動券売機の利用を促した。
台風19号による線路の冠水や設備故障から復旧したものの、長野市の車両センターの浸水で3分の1の車両が使えないため、暫定ダイヤによる運行となる。