私の「終焉」を考える:ハッピーエンディングに向けて
進む核家族化、無縁社会。もう死について話すことはタブーではない時代です。葬儀を行うセレモニーホールも、お葬式を執り行うだけの施設ではなく、気軽に足を踏み入れることのできる地域のコミュニケーションスペースとしても活用されています。
オープンな心で「終焉」について考え、情報収集を兼ねて気軽にセレモニーホールを訪ねてみませんか。
「もっと話し合っていたら」遺族の言葉
死について深く話せる関係を築く
土生 「最期の見送りの形がこれでよかったのかわからない。もっと死生観や死に様について話し合っていればよかった」。突然、家族を亡くされたご遺族、別居していたご遺族から特によく聞かれる話です。故人の遺志が伝わっていないということは、遺される側、旅立つ側の双方にとって無念な想いが残るのではないでしょうか。
どんな人生にも様々な想いが詰まっているものです。何も遺せないのはもったいない、だからこそ「終活」が必要なのだと思います。自らの終わりを見つめることで、大切なことにたくさん気づくこともでき、ただ生きているときよりも、もっともっと残りの人生が濃いものになるはずです。
「備えあれば憂いなし」「終わり良ければすべて良し」等の例えもあるように、より良き終わりを迎えられるよう、元気なうちに終わり方の意思表示を周りに伝えておきましょう。
地域のコミュニティスペースとして
新しい葬儀屋のカタチ
気軽に行ける 多目的セレモニーホール
土生 エンディングノートが広まり、積極的に自らの死と向き合う方が増えつつあります。セレモニーホールも、お葬式のときだけではなく「もっと地域の方々に普段から活用していただきたい」との想いから、斎場、ホール、和室も貸し出しを行っています。
地域のサークル活動、写真・絵画展、趣味の発表会、コンサートやカラオケなどにも、お気軽にご活用いただければと思っています。ご利用の詳細については、各セレモニーホールに直接お問い合わせください。
エンディングノートのススメ
残りの人生を 充実したものにするために
歳をとると時間が早く過ぎるように感じませんか。この感覚は、新しい経験が少なくなることに比例するといわれ、新しい刺激や経験の減少は、脳を衰えさせていくことにつながります。
第二の人生では、職場時代の肩書きなどは関係ありません。一から社会に交わるつもりで、自分から積極的に関わりを持ち、友人や生きがいを見つけて新しい刺激を自分自身に与えていきましょう。
第二の人生を 楽しむためのチェック項目
□生活は規則正しく、家事や日課を整然とこなす(健康を維持する秘訣)
□自分のことは自分でする(健康を維持する秘訣)
□部屋や家をきれいに保つ(いつでも人が呼べるように)
□できる範囲で社会的存在意義を示す(近所の草抜き、学童見守り等)
□必ず毎日誰かと話す(孤独死回避、遠くの身内より近くの友人作り)
□自分から友人に連絡をとる(学生時代や職場時代の友人と交流し、楽しむ)
□好きなことを見つけ、自分を表現する(生きがい作り、孤立防止)
□人間を丸くする。(困ったときに快く助けてもらえるように)