大神神社 秋の大神祭

 桜井市の大神神社で、国の安泰や無病息災を祈る秋の大神祭が営まれました。

 この祭りは、秋の実りに感謝し、人々の幸せを氏子とともに祈る行事で、崇神天皇の時代から二千年あまりの伝統があるとされています。

本祭にあたる24日は、拝殿で氏子などの参列者が見守るなか神事が営まれ、神職によって神饌が供えられたあと、鈴木寛治宮司が国の安泰や氏子の無病息災を祈る祝詞を奏上しました。

続いて、神社に伝わる神楽「うま酒みわの舞」が奉納され、4人の巫女が酒造りとつながりが深く、御神木でもある杉の葉を手に、ゆっくり華やかに舞いました。

秋の大神祭は、25日の後宴祭で3日間にわたる行事を終えます。

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