台風21号北上 北~西日本沿岸は26日(土)にかけて高波に警戒・注意

25日(金)午後3時の波の予想

 非常に強い台風21号は、小笠原諸島から離れつつあるが、引き続き24日(木)夜にかけてうねりを伴った高波に警戒が必要だ。

24日(木)午後3時の台風21号の位置と予想進路図

 非常に強い台風21号は、24日午後3時には父島の北北東の海上にあり、1時間におよそ30キロの速さで北北東へ進んでいる。中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。台風は、小笠原諸島から次第に離れ、今後は北北東から北東へ進み、26日(土)未明には日本の東で温帯低気圧に変わる見込み。

<強風・高波>

台風21号による強風・高波

 小笠原諸島では、強い風が吹いており、海上ではうねりを伴い大しけとなっている。引き続き、24日夜にかけて強い風が吹き、海上では大しけとなる見込み。北日本から西日本の太平洋側では台風によるうねりや、西日本から東日本の太平洋側を進む低気圧の影響で、26日にかけて、しけや大しけとなる所がありそうだ。

 小笠原諸島ではうねりを伴った高波に警戒すると共に、強風に注意が必要だ。また、北日本から西日本の太平洋側では、うねりを伴った高波に警戒・注意が必要となる。

<大雨>

 小笠原諸島では、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所がある。引き続き、25日(金)明け方にかけて土砂災害に注意が必要だ。

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