今こそシティが「置き換えを考えるべき」5名の選手たち

ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で5シーズン目を迎えているマンチェスター・シティ。プレミアリーグ2連覇を達成しており、黄金期であると言っていい。

しかしながら、今季は9試合を終えた時点ですでに2敗目を喫するなど、リヴァプールを相手にやや遅れを取っている状況だ。サイクルを維持するためには、そろそろ選手を入れ替えなければならないのか?

今回は『Sportskeeda』の「マンチェスター・シティが置き換えなければならない5名の選手」という記事を紹介しよう。

セルヒオ・アグエロ

彼がこのリストに入っていることは馬鹿げた話のように見える。なにせマンチェスター・シティで最も傑出したパフォーマンスを見せている選手であるからだ。

ただ、彼の契約は2021年で終わってしまうし、その後はインデペンディエンテに戻りたいという意思を明らかにしている。ガブリエウ・ジェズスがその後釜として十分に活躍できるかどうか、まだ確信が持てない状況だ。

これは間違いなくグアルディオラ監督とチキ・ベギリスタインが取り組まなければならない問題の一つである。どうやれば172ゴールを決めたストライカーを置き換えられるのか。

イルカイ・ギュンドーアン

ギュンドーアンがマンチェスター・シティで失敗していると言うことは難しい。ただ、ジョゼップ・グアルディオラ監督の戦術の中でキーマンになっているとは言えない立場だ。

シティでの初期は負傷に悩まされていたし、彼がこれからもフル稼働ができると考えるべきではないだろう。契約は2023年まで残っているが、クラウディオ・ゴメスやアレックス・ガルシアに置き換えるための動きを始めてもいい。

インテルはギュンドーアンの獲得に関心を持っていると言われるが、正式なオファーには至らなかった。ギュンドーアン自身もチャンスがあれば新天地を求めてもいいタイミングである。

ダビド・シルバ

彼については当然の事でもある。マンチェスター・シティのファンからは極めて愛されている存在であるが、今季限りでの退団をすでに明言している。そのため早い段階で彼の後釜を準備しなければいけない。

多少衰えは感じるものの、そのテクニックやパスは多くの困難なゲームで勝利を導いてきた。もちろんすでに中心的な司令塔はデ・ブライネに譲られているとはいえ、影響力はまだ高い。

おそらく彼の後継者として準備されているのはフィル・フォデンであろうが、今のところスムーズに権威の譲渡が行える可能性は高くない。冬の段階から徐々に置き換えていくべきだ。

フェルナンジーニョ

2015年にジョゼップ・グアルディオラがマンチェスター・シティの監督になって以来、クラブで最も重要な選手だったフェルナンジーニョ。チームを結びつける接着剤のような存在だった。

今季はセンターバックが負傷に悩まされているため最終ラインでも起用されており、その重要性は落ちてはいない。たとえロドリがアンカーの位置を奪っているという事実があってもだ。

ただ、センターバックとして彼が優秀かどうか…という点では話が別になる。ロドリのバックアップ+最終ラインのサブと考えるなら、34歳になった彼よりも誰か向いたプレーヤーを買うか、アンテ・パラヴァセラを育てるべきだ。

ニコラス・オタメンディ

マンチェスター・シティの戦術に合うセンターバックは世界にもほとんどいない。エメリク・ラポルトとジョン・ストーンズはそのような二人であり、おそらくオタメンディはそうではない。

普通のチームならば頼りになる彼であるが、ラポルトとストーンズが怪我から帰ってくれば出番はなくなる。サブに置いておくには勿体ない上、複数のポジションで使えるわけでもない。

有力なセンターバックをシティは探しており、シュクリニアルやルーベン・ディアス、ナタン・アケなどに注目している。さらにユースにもエリック・ガルシアやテイラー・ハーウッド=ベリスがいるため、オタメンディを残す意味はあまりないように見える。

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