50年以上前のはんこ

 ◎…時代を感じます―。宮崎市瀬頭2丁目の「小川桃仙印房」に並ぶ在庫約5千本のはんこの中に、数十本だけ年代物のはんこがある=写真。色合いから50年以上前のものとみられる。
 ◎…「小城義」など珍しい名字が目立つ。先代が「念のために」とさまざまな名字のはんこを作り、売れ残った―と5代目の岩切康祐さん(50)は考えているが真相は不明。
 ◎…材質は丈夫な黒檀とみられ、今でも使用できる。岩切さんが店に立ち始めて約30年、売れたことはないが、「彫りもしっかりしており、古くても問題ありません」と太鼓判。

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