木下優樹菜は引退の危機 事務所がメディアへ規制を要求か? それでも止まらないSNS上での糾弾

「ここまで来てメディアが知らんぷりなのは違和感でしかない。報道しないでくれと事務所が圧力をかけたんでしょうが、全てが裏目に出てしまってる。ここまでネットで騒ぎになってしまうと、すでに彼女の芸能生命はゼロに等しく、再浮上するにしても数年は要するでしょうね」。そう話すのは、スポーツ紙で記者をしているYさん。

Yさんの言う「彼女」とは、今ネット界隈を最も賑わせているユッキーナことタレントの木下優樹菜のことです。

10月上旬、実の姉のさやかさんがアルバイトとして雇
われていたタピオカドリンク店の経営者に対し、木下が脅迫めいたダイレクトメッセージを送っていたことが判明。のちに、自身のインスタグラムで謝罪文を掲載しましたが、騒動は収まるどころか連日炎上し続け、今なお収束の目処は立っていません。

そもそも、ワイドショーなら一発で食いつきそうな騒動なのですが、おかしなことに民放局は総スルー状態です。なぜ追求しないのか? どうして炎上が続いているのか、騒動の発端となった恫喝メールの内容含めて、テレビ局関係者の3人に話を伺ってみました。

「きっかけは今年7月に都内で開店したタピオカ店をめぐる木下の発言にあります。あたかも実姉がオーナーと言わんばかりの告知をインスタグラムで行いました。彼女のファンもそれを祝って大勢店に駆けつけたんだそうです。しかし蓋を開けてみれば経営者でもなんでもなく、時給1000円で雇われたただのパート。給料が未払いであることや、盗みの疑惑が店からかけられていることなど姉から聞かされた妹の木下は激昂し、10月上旬インスタグラムでオーナーを糾弾したんです。しかし、全く事実とは異なるとした上で、店側が反論。同時に、木下がオーナーに送りつけたダイレクトメッセージを公開し、彼女に寄せられていた同情が一転、一気に経営者優勢に変わったのです」(テレビ局関係者A)

その内容は、字面の酷さもさる事ながらまるでヤクザのような脅し文句のオンパレードでした。

〝弁護士立てて、法的処理、いくらでもできるからこれからの出方次第でこっちも事務所総出でやりますね〟

〝週刊誌に姉がこういうめにあったって言えるからさ、ほんと、そろそろちゃんとしないと立場なくなるよー〟

〝色々頭悪すぎな〟

〝いい年こいたババアにいちいち言うことじゃないと思うしばかばかしんだけどさー〟

「事実関係がどうであれ、芸能人が一般人を脅した時点でアウト。今後は気をつけますとネット上で謝罪したって、時すでに遅しです。彼女は元ヤンで知られてますけど、そうは言っても今は結婚して三十路を迎えて、お子さんだって2人いるんですよ。まさかここまで幼稚で馬鹿だったとは……、私はこの恫喝メール見て自分の目を疑いました。さすがにネタでしょ? と思いましたもん。所属するプラチナムという事務所、たしかに大きなところですし相当な力をお持ちのようですが(笑)、社員総出で各局に報道規制を強いたところで、もう手遅れかと。自ら身を滅ぼす形となってしまい、今は後悔しきりでしょう」(テレビ局関係者B)

彼女の一番の味方であった主婦層をババアとdisったことや、「色々頭悪すぎな」と上から目線で煽っておきながら、法的措置を法的処置と書いてしまったあたり、どっちが頭悪すぎなのかと言うツッコミをせざるを得ません。

「あんな恫喝メールが明らかになったら、商品イメージもなにもないですよ。すでに契約が切れているP&Gの公式ホームページに夫妻のCM動画が残されていましたが、いち早く削除したのは賢明だったと言えます。いわゆるママタレと呼ばれるジャンルのタレントは、企業から案件が持ちこまれ、ブログだったりインスタグラムなどで商品を絡ませた、ごく自然な宣伝を展開することが多いです。日用品や美容品などが最も多く、家事が大変で外へ出られないからその代わり在宅で稼ぐという憧れの仕事だったりします。〝これいいよ!〟と一言発するだけで一点につき数百万の儲けが出る。それを月に5本もやれば、あっという間に一千万円の大台に乗ります。近年の木下さんはそれで荒稼ぎをしてましたが、しかしおそらくもう二度と大手からの案件は回ってこないと思います」(テレビ局関係者C)

仕事に関して言えば、まず夫であるフジモンのネット番組が放送中止に追い込まれたことと、木下が登壇予定だった大学の学園祭も「防犯上の都合で」という苦しい言い訳で飛んでいます。

「夫妻は結婚して11年、2人の女の子を授かっています。仲が良いのか悪いのか、これまで度々離婚話も浮上していましたが、私はこれからも絶対に2人は別れないと思いますね。何故かと言えば、似たもの夫婦なんですよ。木下さんはこれまでも共演者に悪態をついてみたり、機嫌が悪くなると収録そっちのけで楽屋に篭ってしまうことがありまして、特に絡みの多かった芸人たちは実害を受けていたので〝あの女、扱いづれ〜〟と評判がすこぶる悪かった。態度もそうですが、口がとにかく悪いので、逆に一般常識のある人間からすると彼女とどう接すればいいのか分からなくなる。フジモンさんはそこまで同業者に嫌われてませんけど、口は嫁並に悪いし、公衆道徳もなっていない。とは言え、これまではバカップルとして仲睦まじさをネットでアピールし、なんとかバーターでやってこれました。しかし、木下さんは芸能人としてのスペックがそもそも低く、おまけにスキルもない。ギリギリ生き残ってきたタイプのタレントなんです。ですからあっという間に消えてしまうと思いますし、今回の騒動が引き金となり引退も視野に入れて話し合いが進んでいるのではないでしょうか」(テレビ局関係者A)

一部関係者の間で「タピオカ店の経営者サイドとうまく話がまとまれば、会見を開く準備があるらしい」という話が漏れ伝わっています。そうでもしなければ、確実に木下優樹菜は引退に追い込まれることとなります。

しかし、事務所総出で動いてはいるものの、話し合いは難航。経営者側は大枚を投じてせっかく立ちあげた店が木下優樹菜のせいで風評被害を食らってしまったことで、優秀な弁護士を立てて徹底抗戦の構えとか。

それしても、木下が一般人相手にオラオラしながら自分の所属事務所がいかに強大であるか誇示したように、プラチナムというプロダクションは代理店や各局に騒動を報道しないよう働きかけ、現時点ではそれに従う形をとっているといいます。

力はあれど、完全に火消しに失敗していることに、一体いつになったら気付くのでしょうか? (取材・文◎那目鯛子)

※タイトル画像は『ユキナ産。』より

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