性交痛を67%の女性が抱える大きな問題 ゆきぽよの公開動画は解決方法が学べて、もはや“革命”!!!

性交痛という言葉をご存知だろうか? 性交時の不快感や痛みのことで、女性の約67%が感じているというデータがあるほど、多くの女性たちが抱える問題だ。

2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)のゴール5「ジェンダー平等の達成とすべての女性及び女児の能力強化」の中の一つで、「人身売買や性的,その他の搾取など,すべての女性及び女児に対する公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力の排除」が目標とされている。

その目標内に明記されているわけではないが、性交痛は私的空間での暴力の一つと言えるだろう(男性にとってそのような意図がないとしても)。

この“隠れた問題”について、9月25日に開催されたイベント「~67%の女性が悩む痛み“性交痛”撲滅プロジェクト~ ゆきぽよ他、人気モデルらが“性”を学ぶトークライブ 本音で聞きたいイマドキ女子の性の悩み」が開催され、その公開動画が今大きな注目を浴びている。

というのも、この公開された動画の中で、人気ギャルモデルのゆきぽよこと木村有希らが性交痛などをはじめとしたあけすけな男女の性を切実に語ったからだ。現在YouTubeでのその動画のダイジェストを観ることができ、その内容は男性にしても女性にしても非常に興味深い。

(小見出し)パートナーの身体への理解が必要

「本音で聞きたいイマドキ女子の性の悩み」は、医療品メーカーのジェクス株式会社と日本家族計画協会とが主催し、ジェクス株式会社が1982年に発売した水溶性潤滑ゼリー「リューブゼリー」の認知を広げるためのトークイベント。また専門家を交え性交痛への理解を深め、性の正しい知識を学び、愛のある性行為のあり方についての啓発を行った(この公開された動画は、若い方だけではなく大人の方にもぜひとも観て頂きたい内容となっている)。

ゆきぽよの他、きぃりぷ、あやかてぃーん、KURENA、MOMOKAらの人気ギャルモデルを交えたトークでは、性交痛について女子メンバー全員が“わかる!”と同意。気持ちはのっているのに、体調不良や疲労などによって“うるおい”が不足し、痛みを感じた経験があると語り、女性たちにとって深刻な悩みであることが明らかになった。

これらの問題への回答のために登壇したのが、一般社団法人日本家族計画協会の理事長で、日本の性教育の第一人者である北村邦夫氏。同氏は「いい性行為のためには互いに学習することが必要」であり、パートナーの身体について理解し、性交渉でのコミュニケーションが重要であることを説いた。

北村氏は、パートナーを思いやりつつ自分の身体を大切にして、自分の気持ちを正直に伝え、納得のいく性行為をパートナーと築き上げることが必要だとして、「自分を守れ、君のからだ、君の人生」という格言を紹介。ゆきぽよたちからは共感の声があがった。

(小見出し)性交痛の主な原因は

パートナーとコミュニケーションを行い、相手を傷つけないようにすることが必須な一方、性交痛の原因への理解も重要だ。リューブゼリーのHPによれば、そのほとんどの原因は“うるおい”不足、いわゆる「濡れない」ことからくるもの。

性的興奮が高まっていてもそうならないのは、年齢や体調など種々の要因が考えられる他、ストレス・緊張によるホルモンバランスの乱れ、、前戯が不十分、出産によるホルモンバランスの変化、更年期、動脈硬化などもあるという。

トークイベントの中では、この性交痛を減少させるための商品であるリューブゼリーの、ゆきぽよたちによる“体験”も行われた。ゲスト講師で女性向け風俗店を運営するあす香氏が登場し、自身の店でも使っていることを説明。その後リューブゼリーを全員で手に取った。以下の公開された動画の画像を観るとちょっとナニだが、内容はいたって真面目だ。

出演者たちからは「自然に近い」「粘度がちょうどいい」「違和感がない」「うるおいが続く」といった感想があがり、あす香氏は「リューブゼリーを使うことで自分を守るだけではなく、相手を気遣うことができる」とコメント。

多くの男性が無自覚である私的空間の暴力とも言える性交痛、この問題の解決のため、こういったツールの活用や、相手とのコミュニケーションは、恥ずべきものではなく極めて重要だろう。

そういったことを実際に考えるためにも、ゆきぽよたちの公開動画は“ナマの声”であり、男性にとっては実際の問題がよくわかり、女性にとっては解決方法がわかるため、ぜひとも視聴してみていただきたい。

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