ホンダのマルケス、フィリップアイランドは「ヤマハ勢が強いサーキットだ」/MotoGP第17戦オーストラリアGP事前コメント

 10月25~27日にオーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで行われるMotoGP第17戦オーストラリアGPを前に、ホンダ、ヤマハ、スズキ、ドゥカティのファクトリーライダーが意気込みを語った。

■チーム・スズキ・エクスター

●アレックス・リンス
「フィリップアイランドは大好きなコースだし、スズキにとってもいいコースだ。毎年、状況は異なり、急速に状況が変化する可能性もあるので、走り始めから注意してプッシュしていく必要がある。金曜日の朝から全力で取り組みたい」

●ジョアン・ミル
「フィリップアイランドは大好きなコース。日本でのポジティブなレースの後、オーストラリアに到着し、フィーリングは本当にいい。さらに一歩前進し、表彰台争いに加わりたい」

「フィリップアイランドはスズキのマシンにも合っていると思うので、どんなレースができるのか、本当にわくわくしている」

■ミッション・ウィノウ・ドゥカティ

●アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「データの上ではフィリップアイランドはフライアウェイラウンド3連戦の中で、僕たちにとって最もチャレンジングなサーキットだが、昨年は3位表彰台を獲得した」

「ここは天候が変わりやすく、雨で寒いことも多いので、何が起こるか分からない。ランキング2位をキープするためにはリラックスしている余裕はない。いずれにしてもオーストラリアでいい成績を収めるしかない」

●ダニロ・ペトルッチ
「フィリップアイランドはある特定のライディングスタイルが必要となるコースだ。ここ2戦のレースではタイヤ温度の問題を抱えていたが、オーストラリアでは少し状況が異なると思う。現在ランキング5位だが、3位とのポイント差は少ない。ランキング3位獲得が目標であり、達成できると思う」

「日本GPの結果には満足できないが、フィリップアイランドは好きなコースなので、ここで改善したい。今週末のレースは一歩前進するいいチャンスだ」

■モンスターエナジー・ヤマハMotoGP

●バレンティーノ・ロッシ
「ここ数戦は十分な速さがなかったが、ハードに仕事に取り組んでいる。フィリップアイランドは大好きなコースなので、いいレースができることを願っている。競争力を高めるためには懸命に働かなければならない。ベストをつくすよ」

●マーベリック・ビニャーレス
「日本GPは全体的にはポジティブなウイークだったが、残念ながら表彰台に立つには十分ではなかった。さぁ、オーストラリアだ。フィリップアイランドは大好きなコース。たくさんのいい思い出があり、昨年のオーストラリアGPでは優勝しているので、モチベーションは高い。チームはハードに働いてくれているので、今年もまた強い走りで、トップグループで戦いたい」

■レプソル・ホンダ・チーム

●マルク・マルケス
「フィリップアイランドは大好きなコースのひとつ。いつもライディングを楽しんでいる。特に左コーナーはね。ライバルも速いコースで、特にヤマハ勢が強いサーキットだ」

「ここではいつも競争が激しく、いつものようにチャレンジのレースとなる。目標は勝利に向けてトライすることだが、ウイークが始まって、どの位置にいるかを見て状況を判断したいが、いつものレースと同じようにアプローチする」

「ミック・ドゥーハンは僕の記憶の中で最初にその名を覚えているライダー。500ccでドゥーハンとクリビエが対戦していた。そんな彼の勝利数に並んだことは僕にとって特別なことだ」

●ホルヘ・ロレンソ
「フィリップアイランドが楽しみ。日本で発見したことが助けとなるかどうか、楽しみにしている。去年のレースは欠場したので、再びフィリップアイランドを走ることを楽しみにしている」

「僕にとっては特別なコースで、過去に優勝したことや表彰台に立ったことなど、いい思い出がある。ここでは天候が状況を大きく変える可能性があるので、注意を払う必要がある」

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