“カレーおじさん\(^o^)/”と行く「日本一ハードルの高い」カレー専門店

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超本格的スパイス探求番組が登場!その名も『スパイストラベラー』。10月26日(土)22時~22時30分、CS放送フジテレビNEXTでスタートする。

番組では音楽業界きってのカレー好きで知られる、Dragon Ashの桜井誠とBiSHのセントチヒロ・チッチが、昨今のカレーブームをけん引する名店の数々を紹介していく。

記念すべき初回放送で、ふたりが向かったのは東京・大久保。

セントチヒロ・チッチ(左) 桜井誠(右)

桜井:知ってる? 今日行くお店?

チッチ:あ、名前だけ知ってました~。でもすっごい並ぶって…。

桜井:そうそう。魯肉飯(ルーローハン)っていう台湾のご飯とカレーが一緒にのっていて。

チッチ:あっ、めっちゃ好き! 魯肉飯めっちゃ好きです!

桜井:カレーも毎週限定のものが出てきて、そこに色々足す人もいるみたい。

ふたりの期待が高まったところで登場したのは、“カレーおじさん \(^o^)/ ”こと、 AKINO LEE (アキノリー)。2006年から毎日カレーを食べ続けているカレー偏愛家で、年間で平均すると1000食以上、生涯で食べたカレーは15000食を超える。メディア出演の他、雑誌などでもカレーにまつわる記事を連載。様々な形でカレー情報を発信しているカレーのプロだ。

AKINO LEE(カレーおじさん\(^o^)/)

彼が案内する名店がこちら。

「SPICY CURRY 魯珈(ろか)」(東京・新宿区)

LEE:大久保は最近ネパール人街としても知られていて、ネパール料理店もすごく増えていて、韓国料理店に迫る勢いなんですよ。

チッチ:新大久保近いですよね。

LEE:そうです。大久保にはスパイスが売ってるお店が多くて、スパイスが入手しやすいのでここにお店を構えているんです。

いつもだったら道のあっちの方までズラッ~と行列が続くんですよ。早めに食べようと思ったら朝8時には来ないといけない「日本一ハードルの高い店」とも言われてるんです。僕、毎週通ってますんで(笑)

カレーのプロが毎週通う行列店で見た!意外な光景

チッチ:たくさん人が並んでるって知ってたから、大きいお店だと思ってたんですけど、 入ったら狭い店内に華奢なお姉さんがいて、この人が作ってるの!?って思いました。

このお店で一人キッチンに立つのが、シェフのえりつぃんさん 。

「SPICY CURRY 魯珈(ろか)」のシェフ・えりつぃんさん

スパイスから作る本格南インドカレー専門店「エリックサウス」で丸7年修業したという。

LEE:魯珈のカレーはすごい攻めてるんですよ。 人気があるけど、めちゃくちゃ辛いし、強い香りのするスパイスを使ってるし。 決して一般受けしそうにないものが、これだけ一般層にウケてるっていう凄さですよね。

最初に出てきたのは、“ろかプレート ラムカレー”

クローブを使って全く臭みがないように作っているそう。誰でもラム肉を美味しいと思って食べられるように作ったカレーです。

そのお味は…

桜井:すっごいよだれ出てる(笑)

チッチ:いただきます!…ンッ!おいしい…!

とあまりの美味しさに泣きそうな表情に。

チッチ:もう、匂いでずっと我慢してたので、まず「美味しい」の気持ちで変な声が出ちゃいました。

続いては、“ろかプレート チキンカレー”

一番のこだわりは香りをダイレクトで感じてもらうために、シナモン・クローブをメインに10種類のスパイスを配合。まさに「香りで食べるカレー」だ。

実食するのは、桜井さん。

桜井:いただきます。

と、目をつむったまま数秒動かず…。

LEE:あ、止まった。止まるパターンね、わかるわかる。理解するまでにね、ちょっと時間がいるよね。

桜井:うまい!これこれ!これをずっと食べたかったんだっていう感じですね。

たまねぎとトマトをベースにしっかり使っているというのがわかります。チキンは余韻の香りも良いですね。クローブですか?

えりつぃん: おっしゃるとおり、最後の仕上げにクローブを入れてます。スパイスは煮込み時間で香りを生かすも殺すも変わるので、タイミングが重要なんですよ。

最初にシナモンをテンパリングして、がっつり香りをつけてから仕上げにクローブで香りをつけてます。

チッチ: テンパリングってなんですか?

えりつぃん:油にスパイスの香りを移す技法がインドであって、それをテンパリングっていうんですよ。

テンパリング

「誰もやっていないから面白い」魯肉飯×カレー

LEE:魯肉飯とカレーを合わせようと思ったのはいつ頃なんですか?

魯肉飯

えりつぃん:南インドでミールスっていう色んなカレーを混ぜて食べるものがあるじゃないですか?

それと同じようなカレーを出そうと思ってたんですけど、いざ本気で独立するとなると、同じことやってもつまんないし、それだったら修行してたお店に食べに行けばいいじゃんて思って…。

誰もやってないことをやりたいと思って、大好きだった魯肉飯をカレーとあいがけにしたら、誰もやってないしめちゃめちゃ面白いなって!

魯肉飯も実食

チッチ:…ンッ!魯肉飯!!

桜井:やべえ、マジ美味い。

LEE:魯肉飯も美味しい…。

チッチ:八角(スターアニス)の味も好きなんですよ~。

LEE:ろかプレートはね、途中からまぜていくと味が変化して面白くて美味しいですよ。

えりつぃん:そうですね、一番オススメの食べ方なんで、よきところで全混ぜで!

カレーと音楽の関係性は?

えりつぃん:いままではカレーって単体でかきこむクイックご飯だったのが、カルチャーとしてスタイリッシュになってきた気がします。

LEE:桜井さんやチッチも含め、ミュージシャンで作る人も多くなってきたし、フェスとかでもカレーが一番美味しいって事も多いし。

桜井:多いですね。

チッチ:レベルも高いですよね。

LEE:音楽とカレーのイベントも増えてきて、一番アーティスティックな料理なのかもしれないです。

えりつぃん:作り手として音楽と親和性を感じる瞬間もあります。

音楽だったら最初にテーマとか音を決めて、それを組み合わせて一つの曲になると思うんですけど、カレーもテーマを決めてから色々なスパイスと食材を合わせていくんですね。

だからカレーを作ってて、音楽とすごく近いなって感じます。 ミックスして初めてできるもの、自由度が高いのが、音楽好きとカレー好きがリンクする点なのかなって。

フジテレビNEXT「スパイストラベラー」#01 10/26(土)OA