珠海で第3回21世紀海のシルクロード中国(広東)国際コミュニケーションフォーラム開会式を開催

珠海で第3回21世紀海のシルクロード中国(広東)国際コミュニケーションフォーラム開会式を開催

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【珠海(中国)2019年10月23日新華社=共同通信JBN】
*開放性とイノベーションを共有する珠海はグローバルなウィンウィンの協力を受け入れつつある

第3回21st Century Maritime Silk Road China(Guangdong)International Communication Forum)(第3回21世紀海のシルクロード中国(広東)国際コミュニケーションフォーラム)開会式は10月22日午前、中国・珠海で開催された。300人以上の世界的に有名な専門家、学者、有名企業のトップ、メディアの上級代表がフォーラムに参加した。「広東・香港・マカオ大湾岸圏の発展により促進された海のシルクロードの統合」をテーマに、ゲストは新時代の諸文明間の対話、協力、交流に「グローバルな知恵」を提供した。

珠海はフォーラムの開催都市として、大湾岸圏の主要な玄関口およびハブとなり、「一帯一路」に沿った統合開発を促進しつつある。それが珠海がよりオープンで革新的な考え方で時代の流れに追随する方法である。

China Society of Economic Reform(中国経済改革協会)のファン・ガン副会長は、海のシルクロードは一帯一路の重要部分であり、グローバル化の過程で中国の発展に重要な役割を果たしていると語った。海のシルクロード上の他の国々との緊密な協力により、中国と世界の双方は、経済成長の面で多くの利益を得るだろう。

最近、中国と一帯一路沿いの国々との間の双方向投資が拡大してきた。今年1-8月の中国と一帯一路関連諸国との貿易額は前年比で約10%増えた。Eastcompeace Technology Co., Ltd.、XH Smart Tech(China)Co., Ltd.などの珠海の企業は、東南アジア諸国に製造・加工拠点を連続して設けてきた。過去5年間、珠海は一帯一路沿いの国々で57のプロジェクトに投資しており、総投資額は1億5600万米ドルである。

広範な協議、統合、協力、開発を特徴とする中国の解決法は、将来の発展を追求する一帯一路沿い諸国で次第にモメンタムを加速している。

Euro-China Forum(欧州・中国フォーラム)の創設者であるデービッド・ゴセット氏は、大湾岸圏で行われた開発の事実、ストーリー、および努力は、中国が世界の技術進歩をより効率的に促進することに確実に役立っていると述べた。

世界的に有名な港珠澳大橋、世界からアクセス可能な高欄港、待望のSichuan - Guizhou - Guangdong Southern Asia International Logistics Channel(四川・貴州・広東・南アジア国際物流チャネル)は、大湾岸圏内外の人材、技術、資本、情報の効率的な流通の加速、および一帯一路構想の綿密な発展への貢献をサポートする。

珠海は、40年にわたる改革・開放の開発成果を引き継ぎ、大湾岸圏と世界との間の調和のとれた交流と革新的協力の新しい章を書くことで主導権を握ってきた。

珠海とイスラエルが共同で設立した革新的産業キャリアであるChina-Israel Accelerator Project(中国・イスラエル加速器プロジェクト)と、両国に技術的成果移転サービスを提供する最初のものであるChina-Israel Technology Innovation IP Exchange Platform(中国・イスラエル技術革新IP交換プラットフォーム)の両方が珠海に設立され、革新的資源配分と、世界的影響力を持つ産業集積プラットフォームに徐々になり、一帯一路沿いの国々で科学技術イノベーションの共同開発を推進する。

珠海の横琴では、広東省とマカオの間のTraditional Chinese Medicine Science and Technology Industrial Park of Co-operation(伝統的中国医薬科学技術産業協力団地、GMTCM Park)が、伝統的な中国医薬産業における革新的協力を一帯一路構想に沿って示すための国際的な窓口になりつつある。現在、GMTCM Parkは、伝統的な漢方薬の国際登録とサービス貿易を促進するために、モザンビーク共和国保健省やポルトガルの総合獣医部門など、ポルトガル語を話す国々の多くの保健機関とパートナーシップを確立している。

珠海などの大湾岸圏の各都市は、一帯一路沿い諸国の革新的な遺伝子を、より国際指向の戦略とより革新的な推進力で結びつけつつある。

フォーラムでは、技術回廊を通じて提示されたメディア統合の最新の開発成果と、一帯一路沿い諸国の文化観光写真の共同展示が幅広く関心を呼んだ。

イノベーションは、一帯一路構想の開発と実行の重要な推進力である。デジタル技術は、障壁のない貿易の新しいエンジンとして機能してきただけでなく、文化統合と人と人の交流を促進してきた。

フォーラムは3年連続で珠海で開催され、さまざまな国々、文化、歴史的背景の人々が相互理解を深め、交流と相互学習を通じて海のシルクロードの精神を広げ、ウィンウィンの協力を通じて革新的なダイナミクスを刺激することをサポートしてきた。

一帯一路構想は中国で芽生え、6年にわたって発展し、中国南部の沿岸都市である珠海で世界的な協力の「ウィンウィンの花」に開花した。

Australian Academy of Technological Sciences and Engineering(オーストラリア技術工学アカデミー)およびAustralian Academy of Science(オーストラリア科学アカデミー)のフェローであるサン・ホア・タン氏は「珠海が科学技術イノベーションに従事する極めて多くのエリートや人材を惹き付けている理由は、同市がすべての来訪者や人材を受け入れ、集める気質を持っており、彼らが学術研究と科学イノベーションに専念できるようにするからである。珠海の前途には輝かしい未来があると私は思う!」と語った。

ソース:The 3rd 21st Century Maritime Silk Road China (Guangdong) International Communication Forum