秘書が有権者に香典を?経済産業大臣を辞任。菅原一秀(すがわら いっしゅう)氏の経歴・政策は?

衆議院議員の菅原一秀氏は10月25日、週刊誌などで報道されていた秘書が地元選挙区の有権者に香典を手渡していた問題の責任を取って経済産業大臣を辞任しました。今回は菅原氏の経歴を振り返ってみます。
なお、後任には衆議院議員で元地方創生相の梶山弘志氏が起用される見通しです。

東京都練馬区出身の菅原氏。区議・東京都議を経て、衆議院議員を6期務める

菅原一秀氏は1962年1月7日、東京都練馬区の生まれで現在57歳です。早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業後、日商岩井(株)に勤務。1991年には練馬区議会議員選挙において、最年少で初当選します。1995年に区議に再選。1997年の東京都議会議員選挙で都議(練馬区選出)に初当選を果たしました。

2000年の第42回衆議院総選挙に東京都第9区で立候補するも落選。2003年の第43回衆議院総選挙でも東京都第9区から立候補し、112,868 票を得て初当選しました。以来、6回の当選を重ねています。これまで自民党副幹事長、選挙対策副委員長、政務調査会副会長や、衆議院決算行政監視委員会理事を務めてきました。その他にも2012年から2013年には経済産業副大臣、2014年から2015年には財務副大臣を歴任。2019年の第4次安倍第2次改造内閣では、経済産業大臣・ロシア経済分野協力担当大臣を務めてきましたが、2019年10月25日付けで経済産業大臣を辞任しました。

菅原氏の政策・理念は?

菅原氏は自身のホームページでは「命をもまる政治!すがわら一秀10の約束」をキャッチコピーとして、以下のような政策を掲げています。

1.北朝鮮危機を収束させ、平穏な日々を取り戻す!
2.子育て・教育無償化・不妊治療に財源確保!
3. 年金を減らさない!生活保護の不正受給撲滅!
4.原発依存低減へ、あらゆる取組みの強化!
5.サラリーマン世帯の生活実感がわかる国会論議を!
6.国会議員定数削減断行!
7.がん治療助成費拡充と24時間対応医療介護を加速!
8.シングルマザー世帯(ひとり親世帯)の雇用拡充!
9.自然災害に強い国づくり!
10.大江戸線着工、外環延伸、西武池袋・新宿線高架化促進、病院増設!

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