ノーベル賞受賞者ルイス・イグナロ氏がメナリニ国際財団科学委員会に参加

ノーベル賞受賞者ルイス・イグナロ氏がメナリニ国際財団科学委員会に参加

AsiaNet 81278(2100)

【フィレンツェ(イタリア)2019年10月25日PR Newswire=共同通信JBN】彼の発見は何百万人もの人生を変えた。その洞察力によって、世界で最も権威ある科学の栄誉を獲得した。今日、ノーベル医学賞受賞者ルイス・イグナロ博士を迎えた「Fondazione Internazionale Menarini(メナリニ国際財団)」の使命に彼の価値ある経験が寄与するだろう。

ニューヨークのブルックリンにイタリア移民の息子として生まれたイグナロ氏は、子供のゲームで初めて実験をした8歳で化学への愛着が芽生えた。この情熱が衰えることはなく、ニューヨークのコロンビア大学での輝かしい学術的経歴と他の米国の一流大学での長い研究期間の後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に加わった。「循環器系における一酸化窒素の作用の発見での貢献」でノーベル医学生理学賞を受賞したのはこの時期である。勃起不全と高血圧の治療に一般に利用される医薬品の開発は彼の研究のおかげである。イグナロ氏はNitric Oxide Society(一酸化窒素学会)創設者の1人であり、現在、UCLA医学部分子医学薬理学科の薬理学教授である。

ルイス・イグナロ氏は財団とのこの楽しみな協力についてロサンゼルスから「複数の米国の大学で教えてきて、私はいつもメナリニ国際財団の事業に感謝してきた。会議やインターネットでのその教育活動はかけがえのない科学資産だ。この協力のおかげで、私は研究者、臨床医、学生、若い人々の科学教育に寄与し続けられる」と語った。

メナリニ国際財団のロレンツォ・メナリニ会長兼科学ディレクターは「わが科学委員会にイグナロ教授を迎えるのは光栄だ。彼の経験の手助けにより、われわれはメナリニ国際財団の組織上の目的である生物学、薬理学、医学、経済学、人間科学の分野の研究と理解をさらに促進し続ける」とコメントした。

「Fondazione Internazionale Menarini(メナリニ国際財団)」の詳細はウェブサイトを参照: https://www.en.fondazione-menarini.it/

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ソース: Menarini I.F.R.