フジテレビ系では、主要4団体の世界チャンピオンや世界ランカーによる真の世界一を決めるトーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」決勝を11月7日(午後7:57)に放送する。
バンタム級決勝のカードは、日本が世界に誇る“モンスター”井上尚弥選手と、世界的にその名を知られる“フィリピーノ・フラッシュ”ノニト・ドネア選手の激突。さらに、井上選手の弟・拓真選手も同じリングに上がる。幼少の頃から共に拳の道を歩んできた井上兄弟にとって念願であったダブル世界戦となる。8月下旬の記者会見で、井上選手は「このトーナメントが始まる時、一番やりたかったのがドネア選手」と対戦を歓迎し、ドネア選手は「ナオヤは驚くべき、恐るべきファイター」と井上を高く評価している。
また番組では、井上選手とFUJI BOXING応援団長で芸能界屈指のボクシングファンであるビートたけしの特別対談をVTRで届ける。自身もボクシング経験者で、これまで数年にわたり井上選手を見守ってきたたけしならではのトークにも注目だ。たけしは「精神的には井上選手の圧勝でKO勝ちがいいんだけど、4Rか5Rまで打って打たれてを見てみたい。井上選手は今まで順調にやって来たんだから、今までどおりの調整の仕方で試合に臨んでほしいね。今までどおりで勝てると思うし。もしそれで勝ったら新しいパンチの打ち方とか楽しませてくれよ。今で十分強いから」とエールを送っている。