五輪前に世界の国旗・歌学ぼう あす県美術館でイベント

 来年の東京五輪に向けて世界の国旗と国歌に理解を深めるイベントが27日、長崎市出島町の県美術館で開かれる。100カ国近い国歌を原語で歌うソプラノ歌手の新藤昌子さんや、1964年の東京五輪で国旗担当職員を務めた国旗専門家の吹浦忠正さんが登壇する。
 NPO法人世界の国旗・国歌研究会とNPO法人長崎教育研究所などが主催。
 新藤さんは各国大使館の公式行事や各種スポーツ大会で国歌を歌うなど活躍している。吹浦さんは来年の東京五輪の大会組織委員会国際局アドバイザーを務め、NHK大河ドラマ「いだてん」では国旗の考証を担当している。
 イベントは27日午後0時半から同館ロビーで開催。国旗にまつわるエピソードや各国の国歌を披露する。入場無料。申し込み不要。問い合わせはNPO法人長崎教育研究所(電095.821.2791)。

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