鉄路で伝える豪雨復興 芸備線など、ノートつづる

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各地の鉄道ファンがつないできたノートを手にJR広島駅に立つ渡辺さん(中央)ら参加者

 短文投稿サイトのツイッターで交流する鉄道ファンが27日、1冊のノートを携え、西日本豪雨で被災した広島県内の鉄路を巡る。JR広島駅(広島市南区)から、23日に不通区間が解消された芸備線と福塩線を経て、福山駅(福山市)へ向かう旅。沿線の様子や復興への思いをノートに書き込み、ツイッターでも発信する。

 列車に乗り込むのは、修道高1年渡辺零さん(15)=西区=ら県内を中心とする若者たち。広島駅を午前10時すぎに出発し、三次市内で福塩線に乗り継いで午後7時20分ごろ、ゴールの福山駅に到着する。渡辺さんは「広島の被災地の復興を全国にアピールしたい」と意気込んでいる。

 近畿大短大部1年小椋将史さん(19)=岡山市北区=たちが企画した「#鉄路でつなぐ復興のみち」の一環。西日本豪雨の被災地などこれまでに24府県の44路線を巡った。ノートには、参加した約30人の学生たちが「1日でも早い復興を」「復旧の日が近づいている」などとつづっている。

 今回が最後の旅。小椋さんは「沿線や鉄道の魅力が伝わり、各地の観光客が増えるといい。この取り組みが広く伝わるようにノートの活用を考えたい」と話している。