中部縦貫道のトンネル1本目が貫通

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大野油坂道路で初めて貫通した下山トンネル=10月24日、福井県大野市下山

 福井県大野市街地から岐阜県境を結ぶ整備中の中部縦貫自動車道大野油坂道路(全長35キロ)について、国土交通省福井河川国道事務所は10月25日、大野市下山の「下山トンネル(仮称)」が貫通したと発表した。10本あるトンネルのうち、貫通は初めて。

 同事務所によると、24日に貫通した。下山トンネルは延長416メートル、幅12メートルの2車線で、2018年10月15日から掘削を行っていた。今後、トンネル内を覆う壁や排水設備などの工事を進め、2020年2月末に本体工事が完了する予定。

 トンネル10本のうち8本が工事契約を終え、6本が工事中となっている。

 中部縦貫道は福井県福井市から長野県松本市をつなぐ高速道路で、福井県内では全長約60キロが整備される。大野油坂道路については、中部縦貫道建設促進県協議会が、2023年春の北陸新幹線敦賀開業と同時期の全線開通を国に要望している。